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お客様導入事例 東海塗装株式会社 様 歴史ある塗装会社の工事現場でリコーデジタルサイネージを活用。熱中症から従業員を守るため、最新の熱中症危険度をタイムリーに配信。

工事現場
熱中症予防情報コンテンツを表示(リコーデジタルサイネージ無料コンテンツ)
工事現場
無災害記録表を表示(リコーデジタルサイネージ無料 Webコンテンツ(ZIP)テンプレート)

目次

  1. 概要
  2. 課題と効果
  3. 選定のポイント
  4. 導入の背景と効果
  5. お客様プロフィールと導入ソリューション

概要

東海塗装様の創業は明治5年。同年に開通した鉄道の橋梁塗装を皮切りに、戦後復興の象徴であるタワーや重要文化財など高度な塗装工事を請け負い、日本の塗装業界を牽引されてきました。現在は、インフラや公共設備、発電所、プラントの塗装に加えて、高速道路のコンクリート補修やマンションの大規模修繕も手掛けられています。

東海塗装様では、言葉だけでは伝えきれない多様な事業内容や、社内イベントの様子、最新の熱中症危険度などを視覚的に分かりやすくタイムリーに発信するために、リコーデジタルサイネージを活用されています。

ガラス張りの本社エントランスでは、お客様や近隣住民の方に向けて工事実績の数々を写真とともに紹介。一方、従業員に対しては、執務エリアに設置したディスプレイから、新入社員紹介やイベント報告などを、明るく楽しいデザインにのせて配信し社内のコミュニケーション活性化につなげています。さらに、塗装を行う工事現場にもリコーデジタルサイネージを導入。工事現場で働く従業員を熱中症から守るため、熱中症予防情報コンテンツを使って現在の熱中症危険度をいち早く知らせたり、無災害記録表を繰り返し配信することで安全第一の体制をより一層強化されています。

課題と効果

課題

  1. 言葉だけで事業内容を伝えるのは難しい。
  2. 従業員同士のコミュニケーションを活性化したい。
  3. 工事現場で働く従業員の安全対策をさらに強化したい。

効果

  1. 業界外の方にも事業内容を分かりやすく説明できるようになり、興味や親しみをもってもらうことにつながっている。
  2. 社内ではコンテンツが会話のきっかけとなり、部門を超えた交流が活発化している。
  3. 工事現場で働く従業員を熱中症から守るため、最新の熱中症危険度をいち早く配信できるようになった。

選定のポイント

  • 操作が分かりやすく、業務の合間に情報更新ができる。

  • コストパフォーマンスに優れていると感じた。

  • 本社と工事現場の事務所でコンテンツを手軽に共有できる。

導入の背景と効果

東海塗装様の事業概要を教えてください。

東海塗装株式会社 取締役
総務部長
山本 耕市 様

当社が創業したのは明治5年です。日本で初めて鉄道が開通した年と同じ年に塗装業を立ち上げ、鉄道橋梁の塗装を皮切りに事業を発展させてきました。創業当時はペンキの存在がほとんど知られておらず、国産ペンキが誕生したのも明治初頭と言われています。ですから、鉄道の歴史、塗装業の歴史とともに当社も歴史を重ねてきたことになります。現在は、鉄道、道路、プラントなど幅広い分野の塗装に加え、足場仮設や高速道路のコンクリート補修、マンションの大規模修繕も手掛けています。塗装業界では、足場専門、インフラ専門、マンション専門など事業者が細分化されていることが多いのですが、当社では、150年以上にわたり積み重ねてきた技術や経験値、業界のネットワークを活かしてトータルに対応できる体制を整えています。

なぜデジタルサイネージに興味を持たれたのでしょうか?

理由は2つあり、1つ目は、近隣にお住まいの方や面接に来た学生など、業界外の方への情報発信です。「塗装」という言葉だけでは、遠い存在に感じられるかもしれませんが、当社では、戦後復興の象徴であるタワーや重要文化財など、皆さんに馴染みのある構造物の塗装やメンテナンスも数多く手掛けています。こうした実績を写真とともに発信することで、当社の事業を分かりやすくお伝えできたらと思いました。

もう一つは社内コミュニケーションの活性化です。一言に塗装といっても、インフラの塗装とマンションの塗装では全く仕事内容が異なります。こうした異なる仕事に携わる従業員同士も、部門を超えてお互いの仕事への理解を深め交流していけるように、デジタルサイネージで様々な情報を配信してみたいと思いました。

リコーデジタルサイネージを採用した決め手を教えてください。

興味を持ったきっかけは、リコージャパンのライブオフィス ViCreA(Value innovation Creative Area)で、リコーデジタルサイネージが実際に使われている様子を見たことです。

動きのあるコンテンツは目を引きますし、私たちの到着に合わせて「ようこそ 東海塗装様」というメッセージも表示されていて、これは面白そうだなと思いました。運用が大変なのかと思ったら、コンテンツはPowerPointで作成できますし、無料のコンテンツも充実。さらに、遠隔配信もできると聞いて、こんなにシンプルな操作でここまで多様なことできるのかと驚きました。費用の面でも、この仕様に対してこのランニングコストはとても魅力的だと思います。

本社全体のリニューアルをリコージャパンに依頼したのですが、それに合わせてリコーデジタルサイネージも導入しました。

設置場所と活用方法を教えてください。

東海塗装株式会社 総務部
主任
福岡 万里菜 様

本社のエントランスに1台、執務エリアに1台、工事現場用に1台、計3台を導入し社内外への情報発信ツールとして活用しています。

本社では、来訪されるお客様やお取引先様に加えて、近隣住民の皆様にも当社のことを知ってもらえるように、ガラス張りのエントランスに外に向けてディスプレイを置き、工事実績やオフィスの紹介動画を配信しています。
また、従業員にも改めて会社の事業や、同じ会社で働く仲間のことを知って欲しいので、フリーアドレスのどの席からも見えやすい位置に、大型のディスプレイを設置し、新入社員紹介やイベント報告、新事業の情報などを配信しています。

さらに、工事現場用としても1台導入し、現在は橋梁塗装工事の現場で活用しています。この現場では、熱中症予防情報コンテンツや無災害記録表など、安全意識向上につながるコンテンツを中心に配信しています。

本社(エントランス)
エントランスはガラス張りになっており、外からコンテンツを眺めることも可能。

本社(執務エリア)
従業員が仕事の合間に手軽に見ることができるように、執務エリアにディスプレイを設置。

工事現場
色とイラストで熱中症の危険度を表したコンテンツは、少し離れた場所からでも認識しやすい。

リコーデジタルサイネージが活用されている工事現場の外観

近年の記録的な猛暑により、熱中症対策の重要性が社会全体で高まっています。
工事現場における熱中症予防情報コンテンツの活用について、詳しく教えてください。

東海塗装株式会社 インフラ事業部
工事課
課長
福原 智行 様

真夏の工事現場は高温となる上、作業中は防護服も着用しています。当然、以前から熱中症対策を徹底してきましたが、近年の記録的な猛暑を受け、対策が必要な期間が長期化しています。また、2025年6月からは労働安全衛生規則の改正により職場の熱中症対策が義務化されました。

こうした状況も鑑み、さらなる熱中症対策として、リコーデジタルサイネージで熱中症予防情報コンテンツを配信しています。熱中症予防情報コンテンツは、自動的に情報が更新され、最新の熱中症危険度をタイムリーに確認できるのが良いところですね。しかも、危険度が色とイラストでひと目で分かり、少し離れたところからの視認性も高いので、工事現場で使いやすいコンテンツだと思います。

社会全体で熱中症対策のさらなる強化が呼び掛けられている中、こうして視覚的に分かりやすい形で、最新の熱中症危険度を工事現場で配信できる仕組みができたことは、価値があると思います。

リコーデジタルサイネージの配信は、本社と工事現場でどのように役割分担をしているのですか?

全体の管理は本社の総務部で行う一方、工事現場の責任者にもアクセス権限を設定し、現場で必要な情報をタイムリーに配信できるようにしています。

各種コンテンツはクラウド上のコンテンツフォルダに格納してあるので、本社でも工事現場でも配信したいコンテンツを自由に選んで配信できる仕組みにしています。

配信しているコンテンツ例を教えてください。

【本社(エントランス)】
  • 熱中症予防情報

  • 工事実績

  • オフィスの紹介動画

など

【本社(執務エリア)】
  • 熱中症予防情報

  • 新入社員紹介

  • 懇親会等のイベント報告

  • 総務部からのお知らせ

  • 新事業の紹介

【工事現場】
  • 熱中症予防情報

  • 無災害記録表

  • 天気予報

  • ニュース

など

本社(エントランス)
オフィスの紹介動画

本社(エントランス)
工事実績紹介

本社(執務エリア)
新事業/カフェ事業の紹介

本社(執務エリア)
総務部からのお知らせ

工事現場・本社
熱中症予防情報コンテンツ(リコーデジタルサイネージ無料コンテンツ)

工事現場
無災害記録表(リコーデジタルサイネージ無料 Webコンテンツ(ZIP)テンプレート)

本社ではどのような導入効果が生まれていますか?

言葉だけでは伝えきれない多様な事業内容や、実は生活の身近なところにもある当社の工事実績を、写真や動画とともに発信できるようになりました。お客様やお取引先様はもちろん、近隣住民の方や面接に来た学生さんにも、当社のダイナミックな事業や仕事の魅力を分かりやすい形で紹介できるようになり、業界外の方への情報発信は、特に強化されていると思います。

営業時間外の夜間や週末もリコーデジタルサイネージは稼働させているので、多くの方に見ていただけているようです。

従業員への情報発信においては、堅苦しいスタイルではなく、明るく楽しいデザインにのせてたくさんの情報を配信できるようになりました。従業員が登場したり、仕事の息抜きになるような情報も多数配信していますので、コンテンツをきっかけに会話が始まるなど、期待通りの効果が生まれています。

工事現場ではどのような導入効果が生まれていますか?

東海塗装株式会社 インフラ事業部
工事課
副主任
手島 碧香 様

熱中症予防情報コンテンツや無災害記録表を繰り返し配信することで、工事現場における安全体制を、一層強化することができました。先にお話ししたとおり、特に、熱中症予防情報コンテンツは、ひと目で現在の危険度が分かるので助かります。従業員も自然と目を向けてくれているようですし、管理する私たちもコンテンツを見る度に改めて気が引き締まります。

今後は、工事現場の従業員に対してだけではなく、近隣住民の皆様への情報発信ツールとしてもぜひ活用してみたいです。例えば、マンションの大規修繕の現場にタッチパネルを置いて、工事の進捗状況や工法説明の動画など、住民の方が知りたい情報をすぐに得られる仕組みを構築できたらと思っています。

リコーデジタルサイネージの活用範囲を広げていくことを検討されているそうですね。

はい。本社や本社周辺の工事現場だけではなく、将来的には、名古屋、大阪、千葉の拠点にも導入していくことを検討中です。

今後も引き続きコンテンツを工夫しながら、オフィスの従業員や工事現場の従業員に対しても、お客様やお取引先様、さらに業界外の地域の方々や学生の皆さんに対しても、たくさんの情報を届け、社内外のコミュニケーションを深めていけたらと思っています。

(写真右から)
東海塗装株式会社 取締役 総務部長 山本 耕市 様
東海塗装株式会社 インフラ事業部 工事課 課長 福原 智行 様
東海塗装株式会社 インフラ事業部 工事課 副主任 手島 碧香 様
東海塗装株式会社 総務部 主任 福岡 万里菜 様

お客様プロフィールと導入ソリューション

企業情報

お客様名称

東海塗装株式会社 様

URL
所在地 東京都大田区池上5-5-9
事業内容
  • 各種構造物、橋梁、プラント、建築物、機械等の塗装工事・設計施工管理
  • 「UNDERWATER INSPECTION SYSTEMS」による水没部塗膜検査及び塗膜補修
  • 低公害研掃材「スタウロライト」の販売及び同品による研掃工事
  • 超高圧洗浄(ウォータージェット)工事
  • コンクリート剥落対策工事
  • 下水道局 水再生センター整備工事
  • 防水・止水工事
  • マンション等リニューアル大規模修繕工事
  • 足場・吊足場仮設工事
従業員数 107名(2025年4月現在)

導入製品

  • 本ページに掲載されている情報は、2025年9月現在のものです。

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