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お客様導入事例 スタンレー電気株式会社 様 自動車部品・電子機器メーカーの開発拠点にRICOH Collaboration Boardを導入。会議の準備から進行、議事録作成までプロセス全体を効率化し、技術開発を促進。

目次

  1. 概要
  2. 課題と効果
  3. 選定のポイント
  4. 導入の背景
  5. 導入の効果
  6. お客様プロフィールと導入ソリューション

概要

1920年の創業以来、「光の価値」を追求することで事業領域を広げ、現在は自動車機器製品、コンポーネンツ製品、電子応用製品の製造販売を主軸とされているスタンレー電気様。100年以上にわたり様々な製品を生み出しているスタンレー電気様において、「技術の総本山」となっているのが秦野テクニカルセンターです。秦野テクニカルセンターでは、会議を効率的に行い技術開発を促進していくために、RICOH Collaboration Boardを活用しています。

執務エリアを横断する120mの打ち合わせスペース「ナレッジストリート」を中心に、RICOH Collaboration Board 12台を設置。必要な時にさっと立ち上げ、図面や測定データをぱっと投影。タッチ操作で画面を切り替えたり、修正点やアイディアを画面に書き込みながら、拠点内外のメンバーとフレキシブルに打ち合わせができるようにしています。RICOH Collaboration Boardの導入により、会議の準備から進行、議事録作成までプロセス全体を効率化。新しい価値の創造に向けた技術開発が促進されています。

課題と効果

課題

  1. Web会議の準備や議事録作成にかかる手間や時間を削減したい
  2. 製品の図面、測定データ、報告書など複数の資料をスムーズに投映し会議を進行したい
  3. 操作方法が分かりやすいツールを探していた

効果

  1. 会議の準備から進行、議事録作成までプロセス全体を効率化
  2. 専用ソフトのインストールは不要で、各種資料をすぐに投影。タッチ操作で画面の切り替えもスムーズに
  3. 直感的に操作できるため、細かいマニュアルが不要

選定のポイント

  • マイクとスピーカーが内蔵されているので、複雑な配線がない。

  • 直感的に操作できる。

  • スタイリッシュなデザインで、執務エリアの開放感を引き立ててくれる。

導入の背景

Web会議開催の手順も、資料投影の操作も、画面への書き心地も大幅に進化。
これなら新モデルに置き換える価値があると思いました。

1920年の創業以来、様々な技術や製品を社会に提供しているスタンレー電気様において、「技術の総本山」となっているのが秦野テクニカルセンターです。秦野テクニカルセンターの概要について、自動車技術本部 技術統制部 技術支援課 坂本様にお話しを伺いました。

スタンレー電気株式会社 自動車技術本部
技術統制部
技術支援課 一係
坂本 裕都 様

坂本様「2020年に竣工した秦野テクニカルセンターは、製品開発における要件定義から設計、試作、検証まで一連のプロセスを集中して行うことができる『技術の総本山』です。
当センターでは、新しい価値の創造に向けて、拠点内の開発者同士はもちろん、他拠点の事業部、営業部ともスムーズに連携できるように、竣工当時からRICOH Interactive Whiteboard(以下、RICOH IWB)Dシリーズを活用してきました。そして今回、拠点内外の会議をさらに効率化するため、RICOH Collaboration Boardを導入しました。」

なぜRICOH IWB(Dシリーズ)からRICOH Collaboration Boardへの置き換えを検討されたのでしょうか。坂本様は、RICOH Collaboration Boardの進化に触れ、これなら置き換える価値があると感じたとお話しを続けます。

坂本様「競争力のある技術や製品を提供し続けるには、従業員が働く環境も常にブラッシュアップしていく必要があると考えています。コロナ禍をきっかけにWeb会議がますます増えている中、今まで以上に効率的に質の高い会議を行うためのツールとして、RICOH Collaboration Boardに興味を持ちました。

RICOH Collaboration Board について、RICOH IWB(Dシリーズ)の後継機とは聞いていましたが、リコーのテクノロジーセンターで実機に触れてみて、想像以上の進化を感じました。マイクとスピーカーが一体化しただけではなく、Web会議開催の手順も、資料投影の操作も、さらに画面への書き心地まで大幅に進化しており、これなら置き換える価値があると思い導入を決定しました。」

  • RICOH Interactive Whiteboard Dシリーズの後継モデルがRICOH Collaboration Board(Wシリーズ)です

導入の効果

120mの「ナレッジストリート」にRICOH Collaboration Boardを導入。
さっと立ち上げて、フレキシブルに打ち合わせができるようにしています。

秦野テクニカルセンターの執務エリアには、ナレッジストリートと呼ばれる打ち合わせエリアがあり、RICOH Collaboration Boardは、このナレッジストリートを中心に、計12台導入されています。自動車技術本部 技術統制部 技術支援課 中嶋様に、RICOH Collaboration Boardの活用について伺いました。

スタンレー電気株式会社 自動車技術本部
技術統制部
技術支援課 一係
中嶋 友里 様

中嶋様「秦野テクニカルセンターの執務エリアは、間仕切りのない開放的な空間となっています。そして、執務エリアを横断する120mのオープンな打ち合わせスペースがナレッジストリートで、ここにRICOH Collaboration Boardを設置しています。RICOH Collaboration Boardはスタイリッシュなデザインで、執務エリアの開放感を引き立ててくれています。」

執務エリアを横断する「ナレッジストリート」

中嶋様「RICOH Collaboration Boardは、拠点内の会議や他拠点の事業部、営業部とつないだWeb会議で活用しています。製品の図面や各種性能の測定データ、報告書などを投影し、画面に書き込みながら会議を進行。会議終了後は、書き込んだ画面をそのままファイルサーバーに保存し、議事録として活用しています。

RICOH Collaboration Boardの使い勝手はいかがですか?

中嶋様「直感的に操作できるのがいいですね。私が一番驚いたのは、滑らかな書き心地です。紙と同じ感覚ですーっと筆記できることに感動しました。文字の色、太さ、線種もワンタッチで変更でき、ページの切り替えも画面にタッチで操作可能。この手軽な操作感が、とても気に入っています。他の従業員からも、使い方について質問が来ることはほとんどないです。」

投影した画面に書き込みながら会議を進行

アイディアや修正点を書き込んで共有することで、ディスカッションを促進

会議の準備から進行、議事録作成までプロセス全体が効率化され、
新しい技術・製品の開発が促進されています。

坂本様に導入効果について伺いました。

坂本様「期待していた通り、会議を効率的に行えるようになりました。何よりも、マイクとスピーカーが内蔵されているので、別途用意したり面倒な配線がないことが嬉しいですね。また、専用ソフトをインストールしなくても、すぐに資料を投影できるのは助かります。会議前の準備にかかっていた手間と時間を削減することができました。
それから、先ほどお話しした通り操作がとても分かりやすいので、会議の準備だけでなく、進行や議事録作成もとてもスムーズに行えるようになり、新しい技術・製品開発を促進することにつながっています。」

リコー製品の技術の進化を実感。他の拠点にも、RICOH Collaboration Boardを推薦したいですね。

最後に、今後の活用と、リコー、リコージャパンに期待することについて、自動車技術本部 技術統制部 技術支援課 野村様に伺いました。

スタンレー電気株式会社 自動車技術本部
技術統制部
技術支援課
課長
野村 浩太 様

野村様「今後は、さらなる業務効率化に向けて、RICOH Collaboration Board上からMicrosoft 365へスムーズにアクセスできるアドオンサービス*の導入も検討していきたいと思っています。

秦野テクニカルセンターで引き続き活用していくのはもちろんですが、他の拠点に導入が広がっていく可能性もあると思っています。電子黒板の導入、置き換えについて、他拠点から相談を受けることがあるのですが、私はRICOH Collaboration Boardをお勧めしています。なぜなら、これまでに他社の電子黒板、RICOH IWB(Dシリーズ)、RICOH Collaboration Boardを使ってきた中で、RICOH Collaboration Boardならではの直感的な操作感は、他の拠点においてもメリットが大きいと思うからです。

今回、RICOH Collaboration Boardを導入し、リコー製品の技術の進化を実感しました。リコー、リコージャパンには今後も引き続き革新的な製品やサービスを開発し、ご提案いただけることを期待しています。」

  • *
    RICOH Collaboration Board Add-on Service for Microsoft 365

(写真左から)
スタンレー電気株式会社 自動車技術本部 技術統制部 技術支援課 課長 野村 浩太 様
スタンレー電気株式会社 自動車技術本部 技術統制部 技術支援課 一係 坂本 裕都 様
スタンレー電気株式会社 自動車技術本部 技術統制部 技術支援課 二係 長谷川 耕介 様
スタンレー電気株式会社 自動車技術本部 技術統制部 技術支援課 一係 中嶋 友里 様

お客様プロフィールと導入ソリューション

企業情報

お客様名称

スタンレー電気株式会社 様

秦野テクニカルセンター

URL
所在地 秦野テクニカルセンター
神奈川県秦野市曽屋242
事業内容 1920年に自動車用電球など特殊電球の製造販売を目的に創業し、現在は世界の主要な四輪・二輪メーカーに製品を提供している。「光の価値」の追求によって事業を拡大し、自動車照明のみならず、可視光・赤外・紫外の各種LEDやLCDなどコンポーネンツ製品、電子応用製品で暮らしの安全安心に貢献。
従業員数 連結:18,581名
単体:3,836名
(2025年7月現在)

導入製品

  • 本ページに掲載されている情報は、2025年7月現在のものです。

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