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お客様導入事例 株式会社日清精工 様 生産現場に不可欠な工程表管理にRICOH IWBを活用。
工程表を大画面で共有し、手で書きこみながら更新。
業務の効率化に加え、生産計画への意識も高まっています。

各種工程表を大画面で共有。変更点を画面に書き込み全員で最新の進捗を確認しながら、データを更新。

機器の工程表。日々更新される納期に合わせて、各機器を効率よく稼働できるよう工程表を見ながら調整。

目次

  1. 概要
  2. 課題と効果
  3. 選定のポイント
  4. 導入の背景
  5. 導入の効果
  6. お客様プロフィールと導入ソリューション

概要

生産現場に不可欠な工程表管理にリコー インタラクティブ ホワイトボード(RICOH IWB)を活用。
大画面に映した工程表に手書きで書き込んで、工程表を更新し、全員で共有。
画面はそのままキャプチャ保存でき、更新履歴も簡単に呼び出せるせるようになりました。
業務のIT化が進み、業務効率だけでなく生産計画に対する意識も高まっています。

1973年の創業以来、金型の設計・製造を中心に、技術力を駆使した自社製品も開発する株式会社日清精工様。
多種多様な製品を取り扱う上で不可欠なのが工程表の管理です。日清精工様では、工程表のリアルタイムな更新と共有にRICOH IWBを活用されています。日々更新が必要な各種工程表をRICOH IWBに映し出し、変更点を書きこみながら全員で共有。画面をサーバに保存し必要な時に誰でも再確認できるようにしています。RICOH IWBの導入により打ち合わせの精度が上がり情報周知が徹底されたのはもちろん、従業員の行動にも変化が生まれているそうです。

課題と効果

導入前の課題

  • Excelで工程表を作成するだけでは、生産状況の一元管理、現場への情報共有が難しかった。
  • 打ち合せ時に工程表や生産管理ソフトの情報を大きく表示する手段がなかった。
  • 打ち合わせの度に、ホワイトボードに工程表を手書きする必要があった。

導入後の効果

  • 生産状況をタイムリーに周知徹底でき、現場では生産計画に対する意識も高まり、漏れやミスが軽減した。
  • 生産管理ソフトやExcelで作成した工程表を、大画面に表示できるようになった。
  • 書き込みをした工程表の画面をそのまま保存し、必要な時にすぐに再表示や追加修正できるようになった。
  • さらに、CADの3Dデータを表示して画面にそのまま書き込めるので、設計レビューの効率が格段に向上した。

選定のポイント

  • 生産管理ソフトや工程表を大画面で簡単に共有できる。
  • 画面に書き込みができ、そのまま保存できる。
  • 保存フォルダを分けることで、必要な履歴をすぐに呼び出せる。
  • 操作が誰にでもわかりやすく使いやすい。

導入の背景

事業に不可欠な工程表。
日々の更新履歴を、簡単かつ正確に残せるツールを探していました。

株式会社日清精工 代表取締役社長
岩谷清秀様

新規の生産に加え、修理や改造などで毎日、製品の出入りがあるという日清精工様。高品質な製品を計画通りに生産し納期を厳守するためには、工程表を日々更新し全員で共有することが不可欠です。代表取締役社長 岩谷清秀様にお話しを伺いました。

「金型は一面一面納期が異なり、納期の前倒しも多々あります。当社では、進捗を正確に把握し急な納期変更にもフレキシブルに対応していくため、製品単位の工程表のほか、機器の稼働状況を確認する工程表等も作成し管理しています。

金型は毎日出入りがありますので、それに合わせて工程表も随時更新し、全員に周知することが欠かせません。そのため毎日打ち合わせを行っているのですが、これまではホワイトボードに工程表を手書きして、そこに変更点を書き込んでいました。この方法だと、打ち合わせの度に工程表を手書きする必要がありますし、履歴を残すことができません。手書きだと読みにくいことも課題となっていました。」

日清精工様ではこうした課題を解決するために、従来のホワイトボードに変わるITツールを探されていました。当初は大型モニターを検討していましたが、RICOH IWBならではの機能に魅力を感じ導入を決定されたそうです。

「大きく映し出した資料に手書きできること、しかも手書きの文字はOCR(清書)され、そのまま画面保存できることが一番の決め手になりました。工程表に限らず資料に書き込んで確認したり指示することは日常的にありますから、様々な用途で活用できる自由度があることも良かったですね。」

導入の効果

大画面に工程表を映し出し書き込みながら更新、全員で共有。
従業員の行動や意識にも変化が生まれています。

株式会社日清精工 部長取締役
右田和代様

日清精工様では、毎日全員が集まり進捗確認の打ち合わせを行っています。具体的なRICOH IWBの活用方法について部長取締役 右田和代様に伺いました。

「生産管理ソフトやExcelで作成している工程表をRICOH IWBに表示し、前日からの変更点を書き込みながら全員で最新の進捗を確認しています。ホワイトボードからRICOH IWBになったことで、非常に読みやすくなったと従業員からも好評です。

またExcelの工程表はRICOH IWBから直接更新できるのも便利ですね。打ち合わせ後に改めてデータ修正をする手間がなくなりました。それに、打ち合わせの場で、みんなで確認しながら更新するので認識のずれも生まれにくいと思います。

様々な書き込みを行った画面は、そのままサーバへ保存。次回の打ち合わせで再表示し進捗を確認するなど、必要な時に呼び出しやすいように、内容ごとにフォルダを分けて管理しています。」

保存したデータはどのように活用されているのでしょうか?右田様は、履歴を残せるようになったことで、一人ひとりの行動と意識にも変化が生まれているとおっしゃいます。

「履歴がないと、その場だけの情報共有になってしまい正確な振り返りができませんでした。RICOH IWB導入後は、サーバに保存した画面を誰でもいつでも再確認できるので、現場に行かなくても履歴を見て進捗を把握できますし、現場の従業員も最新の工程表を改めて確認しながら作業を進めています。その結果、一人ひとりの意識や責任感が高まってきました。自主的に進捗を再確認し工程表を入力するなど、仕事や納期に対する姿勢が変わってきていると感じます。」

職人の技術力と最新機器で多種多様な製品を生産する日清精工様。納期厳守に日々の工程表の更新・共有は欠かせません。

3Dデータの投影、トレーニングなどにも活用。
リモート会議にも可能性を感じています。

RICOH IWB導入により、打ち合わせ内容そのものにも変化が生まれているそうです。岩谷様にお話しいただきました。

「以前は、大きな紙の図面を使って打ち合わせていた内容が、CADの3Dデータを見ながら打ち合わせができるようになりました。2次元から3次元への差は大きいですね。小さなPC画面をそれぞれ見るのではなく大画面に表示した3Dデータを見て、そこに書き込んで詳細を詰めていくことで、正確に情報共有ができるようになりました。」

当初、想定していなかったシーンにもRICOH IWBの活用が広がっているそうです。右田様に具体例をご紹介いただきました。

「反省点や改善点を出し合うミーティングでもRICOH IWBを活用しています。RICOH IWBに意見を書きこみ保存しておくことで、定期的に振り返りができますので、金型製作の向上につながっています。

また先日は従業員のトレーニングにも使用しました。Web講座をRICOH IWBに映すことで、大画面を見てみんなで受講できました。操作が簡単なので、これからも活用する機会は増えていくと思います。」

今後は、社外との打ち合わせにも本格的に活用できれば、と岩谷様がお話しを続けます。

「リモートでの打ち合わせも検討しています。例えば、RICOH IWBに3Dの図面を映し出し説明などを書きこんだ画面をリアルタイムで社外のお取引先様と共有するような使い方もあるでしょう。リモートの活用が進めば、移動に伴う時間・経費の削減にもつながっていくのではないでしょうか。」

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お客様プロフィールと導入ソリューション

企業情報

お客様名称

株式会社日清精工

URL 株式会社日清精工
主な事業内容 プラスチック用金型、ダイカスト用金型の設計・製作・各種金属加工。自社製品の開発
  • 本ページに掲載されている情報は、2020年8月現在のものです。
  • 本ページ記載の会社名および製品名は、それぞれ各社の商号、商標または登録商標です。

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